2008/04/20 日

行者にんにく

投稿者:Yukari Nomura @19:39

先日の築地で買い求めた行者にんにく。

にんにくの香りのする葉です。

とても身体に良く、北海道が産地として有名ですが、私の母は金沢で出合い、近江町市場の八百屋さんに作り方を教えて頂いたそうです。

正に今が旬です。

食べ方は、てんぷらにしたりいろいろですが、私はにんにく甘味噌が大好きです。

作り方は、みじん切りにして少しの油で炒め、酒、みりん、お味噌、蜂蜜を入れてサッと炒めます。

行者にんにくは、火を入れすぎると歯ざわりが悪くなりますのでご用心。

お鍋もテフロンではなく鉄製やアルミ製の方が上手に出来ます。

最後に切り胡麻を加え混ぜ合わせます。

ご飯が何杯でもすすみ、困ってしまう程。

残りはお醤油とみりんを合わせたものにしょうが、行者にんにくを加え、瓶に入れてストックし、色々なお料理に使います。チャーハンやとんこつラーメン、しょうが焼き、サラダのドレッシングや鰹のたたき等々、に少し加えると美味しくなり重宝します。

2008/04/19 土

京都の筍

投稿者:Yukari Nomura @16:28

最近、母と築地市場に行く機会が多く、先日、京都の朝堀り筍と金沢の行者にんにく、産毛のある空豆を買ってきました。

筍は上を斜めに切り、切り込みを入れて、一緒にもらったぬかと直ぐに15分程落し蓋をして茹でて、次の日までそのままにしておきます。

翌日、皮をむき、半分はそのまま薄くスライスし、生醤油で食べて(網で焼いても美味しい)半分は筍ご飯にしました。

美味しい筍はまるで、とうもろこしの様に香ばしく、えぐみもなく、旨みがたっぷりです。

築地で買った削りたての鰹節と昆布で取ったお出汁と酒、みりん、醤油で煮て、ご飯に合わせます。

香ばしい筍ともちもちの甘いお米が一緒になって。なんて幸せ・・・。

日本人に生まれてよかった・・。とありがたくて涙が出るほどの感動です。

まさに旬の今しか食べられない筍を是非。

2008/04/18 金

米粉のスイーツ

投稿者:Yukari Nomura @15:56

今日4月18日米粉のスイーツの本が出版発売されました。
お米本来の美味しい和菓子や、アジアの懐かしいお菓子、お米を入れたら更に美味しくなってしまう洋菓子やパン等。

お伽話に出てくる黍団子やインスピレーションで作ったかぐや姫の浮島。

大好きな良寛さんのお話、月の兎の練り切り。

祖母から伝わる3種の砂糖を使った美味しい餡。

今回はこだわる、こだわらない、にこだわらない素直に美味しいお菓子を作りました。

本を手に取って頂き、ページを見て下さった方。本当にありがとう御座います。

皆様と美味しさを共感でき、誰かに作って差し上げて、そこでも幸せと喜びの連鎖があれば最高に幸せです。

パンは、天然酵母から久々のイーストで、何度も作りバランスの良い配合を見つけました。初心者でも作りやすい配合になっておりますが、スイートパンの所のイーストは3.5gもしくは4g弱で作って頂き、1次発酵を少し長くするとより美味しいパンになります。

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Copy Right (C) Yukari NOMURA / photo Takashi TAKADA